表紙の作成

「表紙テンプレート」ツールにより、表紙のテンプレートをSVGファイルとして作成することができます。このテンプレートにはISBNコードとバーコードだけが掲載されているので、Adobe Illustrator等のSVGに対応したドローツールで読み込んで、タイトルなどを手作業で割り付ける必要があります。

多くの印刷所はAdobe Illustratorファイル(.ai)、PDF、EPSで表紙データを受け付けています。ドローツールで印刷業者が指定するデータに変換してください。「ブログ出版局」を利用する場合は、SVGで入稿を受け付けています(後述)。

ISBNとバーコード

ISBNとバーコードを使用するためには、日本図書コード管理センターに登録料を支払い、コードを発行してもらう必要があります。市場に流通させない本の場合は、ISBNとバーコードは削除してください。

詳細は「本を販売するには」をご覧ください。

トンボ

印刷所に入稿する場合、トンボ(本を断裁する場合の手がかりにする印)がある方が印刷所にとって便利な場合が多いです。後述するブログ出版局の場合はトンボは必要ありません。

いずれにしても、周辺から3mmの部分は製本時に切り落とされることを想定してデータを作成してください。

背表紙の計算

背表紙幅は、作成しようとする本の物理的な厚さに一致させる必要があります。

標準的な用紙では 0.05mm × ページ数 がおおよそ本の厚さになります。ただし、使用する用紙によって大きく誤差が出る可能性がありますので、あらかじめ印刷所に問い合わせてください。

ブログ出版局で使用する場合

ブログ出版局では、SVGで入稿することができます。背表紙の幅は 0.05mm × ページ数 で計算し、「トンボあり」のチェックを外して表紙テンプレートを作成してください。

データをAdobe Illustrator等のSVGに対応したドローツールで読み込んで、修正した後に再びSVGで保存してください。

ブログ出版局の表紙作成ページで「フリー」を選択してください。詳細な説明はこちらです。表紙テンプレートは、「標準」表紙の大きさになっているため、ソフトカバーや上製本の場合はドローツールでさらに大きさを調整する必要がありますのでご注意ください。


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